公演情報
| 日時・開演時間 | 2016年 5月28日(土)開演 午後6時 (開場 午後5時30分~) 5月29日(日)開演 午後3時 (開場 午後2時30分~) |
|---|---|
| 会場 | 新国立劇場 中劇場 |
| 入場料 指定席 | S=6,000円 A=5,000円 B=4,000円 |
スタッフ
| プロメテの火原案 | 菊岡 久利 |
|---|---|
| 構成・振付 | 江口隆哉・宮 操子 |
| 音楽 |
伊福部 昭
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| 使用曲 | 「プロメテの火」舞踊作品用特別版 |
| 演奏 | 東京交響楽団 指揮:広上淳一 |
| 録音 | 日本コロムビア株式会社 |
| 装置・衣装原案 | 河野国夫 |
| 美術・衣装・ 特殊効果 | 江頭良年 |
| 大道具製作 | (有)ユニ・ワークショップ |
| 協力 | 株式会社ストロベリー メディア アーツ/緒方克彦 |
| 衣装製作 | 小山令子 池田恵美子 蔭山けい子 |
| 照明 | 井上正美 |
| 照明操作 | エクサート松崎 |
| 音響 | 河田康雄 |
| 舞台監督 | 柴崎 大 |
| 宣伝美術 | 浅井美穂子 |
| ビデオ撮影 |
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| 写真撮影 |
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| Web Creator | 川名美津雄
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「プロメテの火」 ストーリー
遠い万年の、ギリシャのむかしの神話時代の出来事である。
そのころ人間は、まだ火を持たなかった。
そのさまを深く哀れんで、プロメテは、人間に火を与えるよう、大神ジュピターに懇願して拒否された。人間の力がやがて神に迫ることを怖れたからである。
大神ジュピターは美しい少女アイオを愛していたが、それを知ったジュピターの妃ジュノーは、アイオを牝牛の姿に変えて了った。
快々として、プロメテは、とある海辺に一茎のよく乾いた葦を見出し、勇躍して日輪に駆け寄り、火を盗んで、憐れな人間たちに分かち与えた。
人間たちの歓喜にひきかえ、プロメテは捕えられて、コーカサスの山巓の岩につながれる。激しい暴風雨に曝され、嶺に巣喰う黒鷲は日毎にプロメテの肉を喰らい、肝をついばむが、プロメテは赦しも乞わず、また悔ゆることもなかった。
実にながい年々月、プロメテは山巓に曝された。人間たちは、あまたび麓に来ては。この神を仰いで感謝の涙を流した。
或る日或る時、麓を過ぎる一頭の牝牛があった。プロメテは慈悲の眼でアイオである牝牛を見下ろし、決して希望を失ってはならないことを訓える。南に行き更に西に遠く行くとナイルの岸辺に出る。
そこでアイオの牝牛はふたたび美しい少女の姿にかえる。やがて国王の妃となり、その末裔である勇士ハリキューズがプロメテの鎖を断ち切るであろうことを予言する。
プログラム
第1部 ピアノ演奏 河内春香
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宮操子 「春を踏む」
1943年初演 於:大阪大手前軍人会館 曲:宅 孝二 出演:坂本秀子 -
江口隆哉「スカラ座のまり使い」
1935年初演 於:大阪朝日会館 曲:シューベルト 出演:木原浩太
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宮操子「タンゴ」
1933年初演 於:バッハザール(ベルリン) 曲:ドナートゥ 出演:中村恩恵
第2部
- プロメテの火
- プロローグ
- 第一景 火なき暗黒
- 第二景 プロメテのソロ
- 第三景 火の歓喜
- 第四景 コーカサスの山巓
- エピローグ
「プロメテの火」
- 1950年初演 於:帝国劇場
- 1951年芸術祭参加公演(於:日比谷公会堂)により芸術祭奨励賞受賞
- ギリシャ神話を題材にした長編舞踊作品。
ビデオ映像などの資料がない時代のものを、門下生の記憶により復元。
伊福部昭の「プロメテの火」幻のスコアが発見され、舞踊作品用に録音された特別バージョンでの上演も見どころの一つ。
- 江口隆哉のプロメテを首藤康之、宮操子のアイオを中村恩恵、魔神役として清水フミヒトに加え、市伊孝、松永雅彦を筆頭に江口・宮門下のベテランから新人までが集結して再演に挑む。
特に江口の群舞創作の粋が集結しているシーン第3景は、躍動感と大群舞の迫力で「歓喜」を表現。 - 初演以来66年ぶり、2日間だけの復元公演
川端康成も見た「プロメテの火」初演
「天声人語」より
川端康成氏の小説「舞姫」の中に江口隆哉、宮操子舞踊團が旧冬公演して世に問うた群舞「プロメテの火」のことが取扱われている。これには色々の批評があったが、オペラやバレエよりもずっと抽象的なモダン・ダンスに、日本的な独特な味を出そうとした試みは認めてもよいものだった。プロメテが一茎の枯れアシで太陽の火を盗んで人間に与える。暗黒の中にうごめく人間の群舞は地獄編の場面を思わせたが、火を得た数十人の男女がともしびを明滅させながら歓喜の絶頂へと高潮する群舞には日本の盆踊りの調子を緩急さまざまに採り入れていた。群衆が長い髪の毛をリズミカルに振り回す所作には“鏡獅子”の典型美を群舞に応用して野性の美を表現しようとしていたし、オーケストラの編曲にも日本の村落民謡の味を出していた。松明をかざして踊る江口氏のプロメテのどこかには「能」の舞いにある面(おもて)を切る古典美を生かそうと試みていたのも見逃せなかった。
朝日新聞 昭和26年2月28日掲載(荒垣秀雄著)
キャスト
首藤康之
首藤康之カバーストーリー(ダンス専門サイト)
中村恩恵 Megumi Nakamura
中村恩恵カバーストーリー(ダンス専門サイト)
プロメテ
首藤康之
カメラ©操上和美
・宮操子「タンゴ」
中村恩恵
Megumi Nakamura
カメラ©大河内禎
宮操子 「春を踏む」
出演:坂本秀子
江口隆哉「スカラ座のまり使い」
出演:木原浩太
市伊 孝、松永雅彦、清水フミヒト、山本 裕、白髭真二、林 敏秀、鈴木泰介、大前裕太郎、加藤明志、小林久美子、平多利江、宮本 舞、桑島二美子、北島 栄、石井里奈、小川麻里子、菅原はる菜、津田ゆず香、柴野由里香、飯塚 真穂、吉垣 恵美、松本 直子、鈴木 いづみ、玉田 光子、小俣 香織、小俣 裕美、齊藤 幸恵、小倉 藍歌、猪野 沙羅
ほか 坂本秀子舞踊団・日本女子体育大学モダンダンス部






⇒MAP






















































